■道具の選び方について
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子どもにとってよいボードとは?
毎年、雪上でのさまざまな意見をフィードバックさせて、よりよいモデルを提供しているブランドのものなら安心です。
また、レンタルギアではなく、マイボードを持つということは子どもにとってステイタス。
「自分のボード」を持っているということが、ライディング(滑ること)の自信にもつながります。ステッカーをつかってデッキを飾れば、ますます愛着が湧くでしょう。憧れのライダーやデザイン的に気に入っているかどうかも大切に。「滑りたい!」と、子どもの気持ちが高まるモデルを用意してあげるといいですね。
ちなみに、最初に選ぶ目安はこんな感じ。
少し柔らかめのフレックス(ボードのやわらかさ)をもつボードは操作しやすく、初心者にオススメです。ジャンプやジブ(ジビング。レールやボックスなどの人工物でボードをスライドさせるなどしてトリックすること)など、はやりのパークアイテムでも大活躍します。
下半身や身体全体をつかってうまく滑れるようになれば、ノーズやテールに反発のある、少し長めの中・上級者モデルをチョイス!
フレックスは個人では判断しにくい部分もあるので、ショップの店員さんとよく相談してみることをオススメします。
値段は高くても、信頼できるモデルの方がいい?
順応性の高い小さな子どもには、クオリティが分かりづらいというのも正直なところ。ただし、練習を積んで実力がついてくれば話は別です。
ターンができるようになり、ジャンプやレールなど次のレベルへステップアップしたい場合は、それに応じたギアがもちろん必要。シェイプ(ボードの形状)やフレックス、ノーズ、テールの反発など、ボードの性能によってジャンプのしやすさにも違いがでます。子どもの上達を見ながら、選んであげるといいでしょう。
上達が早いボードってありますか?
始めたばかりのビギナーキッズには、乗って(立って)いやすいボードを用意してあげましょう。少し幅が太めのものは、雪上での安定感が生まれます。サイドカーブ半径(ボードの両サイドに設けられたくびれ)が深いものは小回りがきくので、操作性が高く、スムースなターンができるようになるでしょう。また、ターンの練習が行いやすいかも大切。
コンベックスソール(フラットに見えるソールに微妙な角度をつけ、 船底のような形をしたソール)は、エッジが雪面にひっかかりにくいので、転倒を防いでくれます。たいていのキッズモデルはこの形状を採用していますが、エッジをほんの少し削る処理でも可能。チューンナップ専門のお店に相談してみるといいでしょう。いかに持続して練習をつづけるかが大切なので、子どもがイヤがらないものであることが大切ですよ。
選ぶ際のチェックポイント&注意点
■サイズ
子どもはとにかく成長が早く、グングン大きくなります。その都度買い替えていたらパパ・ママも大変。少し大きめ、太めのモデルを用意しても問題ありません。ビギナーキッズにとって、ボードの上に立つということから大変なので、どっしりとした安定感が大切です。
ターンを難なくこなせるようになり、ジブなど細かい操作性を必要とするようになれば、それに見合ったスペック(仕様)のものを探しましょう。長さの基準は、アゴくらいの長さが最適と判断する人も多いですが、それは昔の話。現在はボードの全長と有効エッジ長(ライディング中に実際雪面に接するエッジの長さ)との関係で、同じ長さでも乗り味が随分違います。
■シェイプ
ボードには、以下のような3タイプのシェイプが用意されています。
ツインチップ:ノーズとテールが同じ形状で、重心もボードのセンターに設定されている。 そのため、パイプやストレートジャンプ、レールなどをメインとしたフリースタイル系スノーボーダーが愛用している。
ディレクショナル:ノーズとテールが非対称の形状をしたボード。重心がセンターよりも後ろ側に設定されている。進行方向に対しての安定性や滑走性が高いのが特長。初心者や、フリーライディングをメインに楽しむスノーボーダーに多く使われる。
ディレクショナルツイン:形は前後対称のツインチップと同形だが、重心をやや後方にずらしたもの。フリーライディングでは快適な滑走性や安定性が得られる。オールラウンドと呼ばれるボードにこの形状が多い。
ディレクショナルが一般的ですが、どこでも遊び場に変えてしまう自由な発想を持つ子どもたちなら、ツインチップが実はオススメ。大人が「こう」と滑り方や場所を決めつけず、自由にのびのび遊ばせましょう。また、キッズモデルは基本的に大人よりも短いため、サイドカーブ半径が深いものがターンしやすいですが、荒れた斜面やスピードに慣れている子どもなら、サイドカーブ半径が浅く、直進性に優れるシェイプもスキルアップにつながります。
■重さ
体重が軽く、脚力や筋力のない子どもたちにとって、重いボードを操作するのは大変! 手に持って移動することも多いので、軽いものを選ぶ方がいいでしょう。
重さのあるボードなら、ある程度ライディングが安定している子どもなら、重さを利用して荒れた斜面でもラクに滑れるという利点もあります。2本目からは実力と相談して少し重さのあるボードを選ぶことも考えるといいですが、デビュー時は軽いモデルを選んでみるといいと思います。
そのほか、ボード関係であると便利なものは?
ボードと子どもをつなぐリーシュコードは絶対につけたいアイテム。歩いている最中にうっかり手を離したり、疲れて放り投げたりする子どもも少なくありません。流れたボードが人にあたってしまう危険性も考えて、リーシュコードは必ず用意しましょう。
個性を出すオシャレアイテムでもありますよ。
なかなか慣れないスケーティングで重宝するのが、滑り止めになるデッキパッド。後ろ足の置き場が安定していれば、リフトの乗り降りやちょっとした移動もラクに行えます。ステッカーチューンと同じように、デッキパッドの貼り方もセンスの見せ所。子どもと一緒になって貼り方を研究しても楽しいですよ。テクニックに、マナーとオシャレ。すべてが揃うカッコいいキッズスノーボーダーを目指しましょう!